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V ボルトメトリック

 

dバーナ

 

概要と特徴

短炎、また燃焼空気圧力が1.6kPaと低圧であることを特長とする低エミッションの比較的大型容量混焼バーナ。燃料はあらゆる商用ガス、COGその他の気体燃料、液体燃料では、灯油からバンカーC重油、廃油が使用なれます。空気比は最大燃焼時に1.2と高熱効率で、また空気を最高216℃まで予熱することが可能です。
バーナは、ボリュート(渦流)によって燃焼排ガスを自己再循環する低NOxの設計がなされています。
液体の場合には、霧化は高圧空気とスチームとが利用できます。
ボルトメトリックシリーズは、燃焼強度の比較的高いHIモデルと弱いMIとがあります。HIでは火炎は堅くしまっていますが、MIでは長めの火炎となります。
バーナは水平方向を標準としています。鉛直方向の燃焼をする場合には、ガンサポートアセンブリー(別売)をお使いください。
バーナブロックは設置現場で施工するのが一般的で安価な方法ですが、工場で施工取付を行うことも可能です。
キルン、熱風発生装置、各種ボイラー、リボイラー、環境装置などに主に利用されます。

主な仕様

類別形式

混合方式: ノズル先混合方式(ガス燃料)/ 高圧空気噴霧バーナ(液体燃料)

燃料種

気体:LPG、LNG、都市ガス、COG、その他の合成ガス
液体:灯油、A、B、C、バンカーC重油、廃油、その他

MIは液体燃料としては灯油だけ、HIは上記の全ての液体燃料です。なお、灯油でMIを燃焼する場合には予めメーカーにお問い合わせください。

用途

キルン、熱風発生装置、各種ボイラー、リボイラー、環境装置など

 

機種構成

サイズは12種。各サイズにはHIとMIモデルがあります。
燃料コンビネーションでは、ガス専焼、オイル専焼と混焼モデルがあります。
バーナ本体には、ウインドボックス、空気入口、取付フランジ、ピープサイトが含まれます。使用する燃料コンビネーションに応じて、オイルガン、ガスガン、パイロットバーナーなどが加わります。
パイロットバーナは、標準ではLPG、都市ガス、その他のガスを用いますが、ガスの設備がご利用できない場合には、オイルパイロットバーナを選択することも可能です。
さらに、ブロワーをバーナ本体に搭載させたパッケージング、ガス配管ユニット、オイル配管ユニット、噴霧空気/スチーム配管ユニットを本体またはコモンベースに設置したアセンブリーもご要求に応じてご用意が可能です。
バーナブロックを工場取り付けの場合には、ブロック周りにSUS304のラッパーを用います。現場取り付けの場合には、ブロック材料および必要に応じてラッパーを当社より入手可能です。

ガス、空気およびパイロットバーナの取付方向は任意ですので、ご注文時にご指定ください。

燃焼容量と主な設計データ

※火炎監視装置は紫外線あるいは赤外線スキャナーです。
*圧力は常温燃焼空気を用いる場合です。予熱空気を使用する場合のバーナブロワーサイジングについては当社にお問い合わせください。

燃焼室寸法