WX ウィノックス
|
概要と特徴
超低NOx、COと殆ど火炎が燃焼チューブより出ることがないフレームレスコンバッションを特長としています。実験レベルでNOx値5ppm(残存酸素濃度3%換算)を実現、保証値25ppm(同じベース)を可能にします。運転全域で空気比1.5程度で運転するリーンバーンを基本にしています。燃焼空気とガスはノズルまで個々に導入され、予混合ガス並の混合精度を得て、火炎温度の均一性(したがって最も低い温度)を高め、低NOxとCOを抑制しています。このNOxとCOと同時低エミッションレベルにより、従来間接加熱を余儀なくされていたホップ乾燥や燃焼ガスに敏感なある種の塗装乾燥で、直接式熱風方式に適用し、熱効率の改善を可能にします。このように、環境問題の直接のソリューションを提供する。だけでなく、フレームレスを活かすと、コンパクトな燃焼室でイニシャルを抑えた高性能加熱装置が実現します。
主な仕様
類別形式
混合方式:ノズル先混合
燃料種
気体:LPG、LNG、都市ガス、その他
用途
熱風発生炉、各種乾燥炉、間接加熱炉など
機種構成
サイズは7種。各サイズにはブロワー付と無し、またコンバスターは合金、耐熱鋼、ブロックより選びます。いずれのモデルでもバーナー本体と空気制御用バタフライ弁、ならびにガスコック、空気比制御弁(均圧弁)と、パイロット圧力調整弁、ニードルコックが附属します。ブロワー付のモデルについては、当社にお問い合わせください。
燃焼容量(外部ブロワー使用)と主な設計データ
※火炎はコンバスター(合金、耐熱鋼)を使用した場合には、コンバスターから出ることはありません。 火炎監視には、紫外線スキャナーを使用してください。