窒化・軟窒化技術用語辞典

HOT LINE UP

ラミーレオロジー粘度計

レオシス社 メルリンVR
回転式レオメーター

ラミーレオロジー粘度計

ラミーレオロジー粘度計

セコニック振動粘度計

セコニック振動粘度計

ユーロサイエンス恒温槽

ユーロサイエンス恒温槽

ヘラー社製 リフローシステム マーク5

ヘラー社製 リフロー
システム 「マーク5シリーズ」

HOT LINE UP

エネルギー管理用排ガス分析計

ガス燃焼式熱風発生装置 スタンダード・エア・ヒーター

エネルギー管理用排ガス分析計

化合物層厚さシミュレーションソフトウェア分析計

高性能低空気比空気加熱用バーナ

高性能低空気比空気加熱用バーナ

高速ジェット工業炉バーナ

高速ジェット工業炉バーナ

窒化処理総合計測・制御システム

窒化処理総合計測・制御
システム

窒化シミュレーション

窒化シミュレーション

エネルギー管理用排ガス分析計

エネルギー管理用排ガス
分析計

S1バーナ

 

dバーナ  

概要と特徴

液体・気体燃料を切替えて使う混焼バーナで、液体燃料とコンプレッサー、霧化空気制御機器および配管は組み付け済みのパッケージバーナ。気体燃料は、2個の燃焼量制御弁が空気ダンパーと接続されるリンケージ機構が含まれます。バ―ナ安全シーケンス回路で構成された制御盤を自装する形式と、バーナ装備機器の配線をまとめた端子ボックスをもつものとがあります。したがって、制御盤を自装したバーナでは、液体燃料に関しては、液体燃料の供給および戻りラインと電気を接続するだけで運転が可能となります。オイル燃焼はシンクロ式調量弁、ICI社の独自の低圧空気噴霧設計により効率よい燃焼をもたらします。気体の燃焼は、デイフューザーの前方のガスポートと後方のガスポートの2個のガスゾーンより供給され、優れた火炎を形成します。また、保守を容易にするために本体内部をアクセスできるようにハッチ機構がついています。本シリーズは、排ガス再循環方式を採用し低NOx化に成功したLNS1バーナも供給できます。

主な仕様

類別形式

霧化形式:低圧空気噴霧式
燃焼空気供給方式:強制通風式(ブロワー自装)
アセンブリー形式:パッケージ型
燃料燃焼方式:混焼式
空気比制御:空気側カム調節
燃焼量制御方式:完全連続

燃料種

気体:LPG、LNG、都市ガス、その他
液体:灯油、ディーゼル油、その他

用途

一般燃焼炉、ロータリーキルン、焼却炉、直/間接式熱風炉、ボイラー、その他

 

機種構成

出力範囲で区分されたサイズが、10機種 SERIES1(462,504,546,588,630)、LNS1(462,504,546,588,630)。
燃料適合種で、5機種(1G,S1L,S1LG,LNS1G,LNS1LG)。
オプションとして、制御盤装備機種と端子ボックス機種の2機種。

使用燃料と適合機種
型式 燃料
S1G ガス
S1L No.2油
S1LG ガス/No.2油
LNS1G 低NOxーガス
LNS1LG 低NOxーガス/No.2油

最大出力範囲

13.5MW(1,161×104kcal/h)~18.5MW(1,591×104kcal/h)

 

最大燃焼出力容量と各動力モーターの容量

SERIES 1

バーナサイズ  462 504 546 588 630
オイル流量 m3/h×10-3 1249 1363 1476 1590 1703
ガス燃焼量 MW 13.5 14.8 16 17.2 18.5
ブロワーモーター kW 45 56.2 56.2 56.2 56.2
コンプレッサー kW 11.2 11.2 11.2 11.2 11.2

 

LNS 1

バーナサイズ 462 504 546 588 630
オイル流量 m3/h×10-3 1135 1249 1362 1476
ガス燃焼量 MW 12.3 13.5 14.8 16
ブロワーモーター Kw 45 56.2 56.2 56.2
コンプレッサー kW 11.2 11.2 11.2 11.2

注)

  1. 燃焼量は海抜600m以下を基準にしています。他の高度での燃焼量、ブロワーおよびモータのサイジングについては、当社にご相談ください。燃焼室圧力は、1.99kPaまで適応できます。他の燃焼室圧力については当社にご相談ください。
  2. ガスは高位発熱量3.7MJ/m3 N比重0.6、油燃料は39MJ/m3 ×103を基準にしています。