燃焼管理機器
工業炉、ボイラーなどガス燃料を使用する設備から排出される燃焼排ガスには、地球温暖化の原因と言われている二酸化炭素、健康被害をもたらす窒素酸化物が含まれています。この燃焼排気ガス中の残存酸素の濃度を測ることにより、燃焼のために空気がとれだけ取り込まれたかがわかります。燃焼器の特性に合った空気量以上に空気を流入させると熱の利用効率が悪化します。逆に、空気量が適正量より少ないと完全燃焼せずにCOなどを発生して、熱の効率が悪化します。燃焼排ガスを計測することで、こうした熱効率および環境汚染物質や二酸化炭素の排出量がわかり、熱設備の維持管理に有用なデータを得ることができます。
ポータブル燃焼モニター BOSTON |
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ポータブル燃焼モニターBOSTONは、最新のコンポーネントおよび技術を用いて、簡単に使用でき、しかも維持費用を最小化した最新型の排ガス分析計として開発されています。ビルから工場のあらゆる熱設備に最適です。 大型バックライト液晶により、測定した燃焼パラメータや種々の設定値の表示が大変見やすくなっています。 コンピュータ上で用いる付属のソフトウェアにより、計測データおおよび燃焼分析のレポートを作ることができます。 検出部は、カートリッジ式になっていて使用者が交換することができます。このため、従来の排ガス分析計で問題となる、高価な維持費は解消され、また返却までの待ち時間もなくなります。 |
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製品情報
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